もし今、頭皮のトラブルを抱えていたら洗髪方法を見直してみませんか?
シャンプーはほぼ毎日しますから、やり方によっては頭皮にずっと大きなダメージを与えることになります。
シャンプーの頭皮への刺激が強くて頭皮のトラブルを抱えている可能性がありますから、洗髪方法をきちんと見直して実践しましょう。
なぜシャンプーのやり方を見直さないといけないのか
頭皮のトラブルは、間違ったシャンプーのやり方のせいで起こっていることは意外と知られていません。
カラーやパーマをかけると髪が痛むことがありますよね。
それと同じように、シャンプーのやり方も間違っていると髪が痛む原因になります。
実はシャンプーをしている時に髪に非常に負担を抱えていますから、間違っていたら即刻直さないといけません。
今回、正しいシャンプーのやり方をステップごとに紹介しますので、今までのやり方と比較しながらポイントを押さえてください。
きちんと髪と頭皮をいたわる正しいシャンプーのやり方
まずシャンプーをやるときに何が原因で髪や頭皮を痛めるのか知りましょう。
これらのことを注意しながら、髪をいたわって洗髪しないといけません。
難しくありませんので、ほんの少し意識を変えるだけでシャンプーによるダメージを大幅に減少させることができます。
今までカラーやパーマをせずに髪を大事にしているつもりでも、痛みが気になる方はシャンプーを見直すと改善される可能性が非常に高いですよ。
Step.1:シャンプー前にブラッシングをしておく
髪には空気中の汚れやホコリがたくさんついているので、髪を濡らす前に静電気の起きないブラシで髪全体をとかしてください。
ブラッシングをしないままシャンプーすると頭皮の汚れが落ちなかったり、泡立ちが悪かったりして髪に摩擦ダメージを与えますので、注意しましょう。
Orienex ヘアブラシ 木製櫛 美髪ケア 頭皮&肩&顔マッサージ(大) 参考価格: ¥ 2,580
Step.2:お湯の温度は38℃のぬるま湯で髪と頭皮をすすぐ
すすぐことによって、髪と頭皮についたほこりや汚れなどを表面に浮き上がらせます。
お湯の温度が高すぎるとキューティクルがはがれて髪がパサつきやすくなり、さらに必要な皮脂まで落として頭皮環境を悪化させてしまうため、この38℃のぬるま湯が最適なのです。
Step.3:シャンプーをよく泡立てる
髪にダメージを与える一番の原因は摩擦です。
泡立ちが悪いと頭皮や髪の毛に刺激を直接与えてしまいますから、頭皮にシャンプーをつける前にきちんと泡立てて、その泡のクッションを髪や頭皮の隙間に挟むことによって、摩擦ダメージを抑えられます。
Step.4:髪ではなく頭皮を洗う
シャンプーの第一の目的は何でしょうか?
一番は頭皮から分泌される、余計な皮脂や汗を落とすことです。
実は髪の毛自体の汚れはブラッシングとすすぎだけでも落ちていますので、髪の毛は泡をほんの軽くなじませる程度で十分です。
爪を立ててゴシゴシすると頭皮が傷つく原因になりますから、指の腹を使いましょう。
慣れるまで、意外と指の筋肉を使いますので疲れるかもしれませんが、慣れると無意識に指の腹で洗髪できるようになります。
もし指の腹で上手に先発できない場合は、シャンプー専用ブラシを使うのもおすすめです。
頭皮に優しい設計ですから安心です。
サクセス 頭皮洗浄ブラシ ふつう 価格: ¥ 495
サクセス 頭皮洗浄ブラシ やわらかめ 価格: ¥ 495
PRO TEC(プロテク) ウォッシングブラシ 毛穴クレンジングタイプ 参考価格: ¥ 799
Step.5:頭皮をマッサージし、5分ほど待つ
頭皮の血流が健康だと髪の毛に栄養が行き渡りやすくなりますから、頭皮マッサージは大変おすすめです。
シャンプーのたびにマッサージを行えば、頭皮の血行が活性化して抜け毛予防にも効果的ですよ。
頭皮マッサージはシャンプーの最中に簡単にできますので、指の腹で揉みこむように丁寧に行ってください。
1.大きく3つの範囲に分けて、指の腹を使って下から上へと優しく頭皮をマッサージします。
2.マッサージをしたら5分ほど待ち、その間に洗顔したり身体を洗ったり、お風呂に浸かるなどすると良いでしょう。
Step.6:念入りにしっかりとすすぎをする
髪を洗うときに一番大切なのはこの「すすぎ」なのです。
手ぐしやクシで髪を整えてから、洗い残しがないようにぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。
シャンプーのすすぎ残しがあるとフケやかぶれなどの頭皮トラブルの原因となりますので、十分だと思っても更に追加してすすぐようにしましょう。
Step.7:タオルでゴシゴシ拭かない
シャンプーが終わってもまだ気を抜かないで下さい。
濡れた髪はキューティクルがはがれやすい状態となっていますので、ここでタオルでゴシゴシ拭いたら髪にダメージを与えてしまいます。
髪をタオルでやさしく包み込み、挟み込むように軽く押し当てていくのが大事です。
水分をタオルへと吸収させるイメージで行って下さい。
濡れたままだと髪の組織の結合が外れた状態でダメージを受けやすいので、なるべく早くドライヤーで乾かしてください。
まとめ
たとえどんなに高級なシャンプーを購入したりトリートメントをしても、毎日のシャンプーで髪や頭皮にダメージを与えていたら頭皮環境は綺麗になりません。
シャンプーは避けずにはいられないわけですから、洗髪方法を気をつけるだけでそのダメージを最小限に抑えることができます。
髪がサラサラで艶やかというだけでもより一層美人で品があるように見えますから、ぜひ今日からシャンプーを見直して髪や頭皮の傷みを改善しましょう!