生理があるティーン世代の女性や、妊活や出産の準備をはじめている女性にとって、産婦人科は身近な医療機関となっているものの、通院への不安や悩みは数えきれないですよね。
ここでは、はじめての産婦人科通いでも安心できる、女性が抱えることの多い良くあるギモンをQ&Aにてわかりやすく解説◎
今さら聞けない産婦人科の基礎知識をここでしっかり把握しながら、カラダとココロの両方を健やかに維持する参考にしてくださいね♪
~こんなあなたは要チェック◎~ ☑産婦人科に通うのがはじめて…! ☑産婦人科は怖くない?痛みが心配…。 ☑産婦人科に通うことの目的・必要性を把握したい! |
Q1.産婦人科ではどんな診察をするの?
A.産婦人科では、気になっている不調によって、診察内容が変わってくるのですが、問診の他にも、超音波という機械を用いて、子宮や卵巣の状態を見る検査が行われます。
その際に異常が認められると、膣内部の検査をしておりものを採取したり、洗浄したり、腕から血液を採取する検査が行われます。
産婦人科の診察は、カラダとココロのコンディションを確かめるために欠かせないステップとなっていますが、
- アフターピル
- 月経移動
- ピルの臨時処方
- 膀胱炎の薬の処方
などが目的の場合は、専門的な検査を受ける必要がほぼありません。
Q2.生理中の診察はタブーでしょうか?
A.生理中の診察は、その内容によって生理を避けるべき状態と、生理中でも問題なく検査ができるケースに分かれています。
生理中の診察が可能なのは、
- 生理が長引き、終わらない状態
- 不正出血によるトラブル
- 生理の量や、経血の色について
- 腹痛
- 手術後の経緯を検査する
- 月経移動を希望している
- ピルの臨時的な処方
- 外陰部にできものができている
などがあり、生理中の診察を避けるべき状態は、
- おりものの検査
- 子宮がんの検査
- 性感染症の検査
- 卵巣がんの検査
- 外陰部にあるできものの手術
- ピルの定期的な検診
などがあり、産婦人科によってはホームページに詳しい記載や注意点があったり、電話連絡での相談も可能となっています。
Q3.婦人科検診を受けるべき年齢とは?
A.産婦人科での検診は、身体やココロのコンディションに異常がなく、健康体であれば必ずしも診察を受けるべき必要はありません。
ただ、性交渉がある方の場合は、感染症などの予防をしたり、知識を習得するために検診を受けることが推奨されています。
性交渉の経験がなくても、ティーン世代の婦人科疾患は急増傾向にあるため、二十歳を過ぎたタイミングで定期的な婦人科検診を行いましょう。
Q4.婦人科検診は痛いとよく聞くのですが…。
A.婦人科の検診では、膣の内部に機械を挿入するため、痛みや違和感を感じるケースが多くなっています。
ですが、痛みの感じ方には個人差があり、リラックスしたり、楽しいことを考えるように気持ちを落ち着かせておくと、スムーズに検診を終えることができます。
不安な場合は、看護師さんが隣にいてくれて、手を握ったり話しかけてくれるなどの対応も受けられますので、検診の前に希望を伝えておくこともおすすめです◎
Q5.産婦人科に行く前にアンダーヘアは剃っておくべき?
A.アンダーヘアが濃いことを気にし、婦人科の検診にて邪魔になってしまうイメージを持つ女性は多いようですが、アンダーヘアが生えていても診察にはまったく影響がありません。
ただ、アンダーヘアは他のカラダのパーツに生える毛よりも太く濃く、密集している特徴があり、雑菌が繁殖しやすいデメリットがあります。
大切なお肌とカラダのコンディションをキープしながら、安心して診察を受けるために、アンダーヘアのお手入れも習慣化しておくことがおすすめです。
~おわりに~
産婦人科における疑問点や悩み、解決できましたか?
女性のココロとカラダのコンディションを、健やかに維持できるようサポートしてくれる産婦人科。
定期的な検診や専門的な治療、薬の処方には、どれもに女性に大切な意味があることを忘れずにいてくださいね♡