世界ブランドはサスティナブル(エシカル)ファッション新時代へ！

ファッション業界では今、地球環境保護や動物愛護、従業員の労働環境の改善などが大きなテーマとなっています。
高級ファッションブランドがブランド力を維持しつつ、どれだけサステナビリティに取り組んでいるか大変気になるところです。
今までのファストファッションから方向転換し、サスティナブル(エシカル)ファッションをリードする世界ブランドの現状を紹介しましょう。

グッチ（GUCCI）

ブランドのはじまり

およそ100年近い歴史を持つグッチは創業者であるグッチオ・グッチが1921年にイタリアで鞄工房をはじめ、当時は職人の手作りによる高級皮革製品を主に扱っていました。

グッチ（GUCCI）の取り組み

グッチショップやグッチオフィス、倉庫管理に至るまで事業活動で必要とされる再生可能エネルギー使用量を、2020年までに100％に引き上げることを目指しています。

また、GUCCI製品を作る過程で生じる革や織物、布地の端切れを元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すアップサイクル「Gucci-Up」プログラムを拡大中です。

ポリ塩化ビニールを使用することを禁止し、リサイクルプラスチックやリサイクルメタルの使用など、循環型の製造に積極的に取り組んでいます。

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サンローラン（Saint Laurent）

ブランドのはじまり

1961年に創業者ムッシュ イヴ・サンローランとピエール・ベルジェ、アメリカの実業家マック・ロビンソンが設立しました。

フランスの世界的に有名なオートクチュールメゾンです。

サンローラン（Saint Laurent）の取り組み

サスティナブル(エシカル)ファッションで高い評価を得ているサンローランは、商品はもちろんのこと、サンローランの店舗やビルにも環境に配慮しています。

商品では質感や着心地のよさをキープしつつ、使われなかったレザーを組み合わせて新しいレザーとして製品づくりに取り組んでいます。

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ボッテガ・ヴェネタ（Bottega Veneta）

ブランドのはじまり

イタリアを代表する高級ラグジュアリーブランドボッテガ・ヴェネタは1966年に設立されました。

イントレチャートと呼ばれる細い革素材を編み込んだレザーアイテムが世界的に有名です。

ボッテガ・ヴェネタ（Bottega Veneta）の取り組み

製造工程のを追跡・検査が可能にしていて、すべての従業員の安全な労働環境を保証しているなど、環境規格「ISO環境認証」や「SA800」「LEED認証」などを取得しています。

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バーバリー（Burberry）

ブランドのはじまり

イギリスを代表するラグジュアリーファッションブランドとして1856年に設立されました。

代表的なチェック柄はいつの時代でも根強い人気があります。

バーバリー（Burberry）の取り組み

在庫を廃棄処分することをやめ、ファッションのリサイクルプログラムである「Make Fashion Circular Initiative」のパートナーとして循環型の製造を拡大中。

サステイナブル素材として、廃棄網や再生ナイロンなどで製造したエコナイロンを使用することよって原油使用量と二酸化炭素排出量を大幅に減らす取り組みを行っています。

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ラルフ ローレン（Ralph Lauren）

ブランドのはじまり

アメリカニューヨーク出身のラルフ・ローレンがファッションブランドとして1967年に立ち上げました。

ラルフ ローレン（Ralph Lauren）の取り組み

2025年までに再生ポリ繊維に100％切り替えることを目標にしています。

水を一切使わずにすむハイテクな染色過程を採用することによって環境に優しい製造に取り組むことに成功しています。

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ステラ マッカートニー（Stella McCartney）

ブランドのはじまり

2001年設立で比較的新しいイギリスのファッションブランド。サスティナブル(エシカル)ファッションの代表ブランドです。

ステラ マッカートニー（Stella McCartney）の取り組み

サスティナブル(エシカル)ファッションのリーダーであるステラ マッカートニーは、動物の皮を使わないことを宣言しています。

エシカルな洋服作りにサステイナブルなレーヨンを使うことでリアルファーやレザーフリーのファッションづくりに成功し、動物への愛護を実現しているのが特徴です。

しかもステラ・マッカートニーの代表的なバッグ、ファラベラは全て人工素材で作られていて、レディースウェアの半分以上はペットボトルのリサイクル素材を使用した素材を活用しています。

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プラダ（PRADA）

プラダ（PRADA）ブランドのはじまり

1913年、イタリアミラノでリオ・プラダとその兄弟が皮革製品店を設立しました。

後にイタリア王室の御用達となったラグジュアリーブランドです。

プラダ（PRADA）の取り組み

環境に配慮した新プロジェクト「Re-Nylon」を展開しました。

プラスチック廃棄物、繊維廃棄物を再利用して作られるリサイクル可能再生ナイロン繊維を使用し、地球温暖化にもたらす影響の80%の削減を目標にしています。

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まとめ

世界をリードするファッションブランドは持続可能なデザイン・製造工程・消費過程など循環型社会の発展に尽力しています。

環境保護に加えて労働者の権利を擁護し、動物愛護の観点からも次世代の新しいファッションを提唱しています。

ぜひ各ブランドの新しいファッションをお店やネットで覗いてみてください。