人生の中でこんなに長くマスクを着用し続けることってありませんでしたよね。
多くの方が悩む「マスクによる肌荒れ」はひとごとではありません。
顔にニキビや湿疹などの症状が出ている方はもちろん、そうでない方でも肌のバリア機能は低下しています。
健やかで美しい美肌維持のために、マスクで肌荒れしない予防と肌荒れした後の対策を紹介します。
女優・タレントさんのマスク肌荒れ事情
いつも公衆の面前でマスク無しでテレビや写真に顔を出さないといけない女優さん、タレントさんはどうやって肌荒れしないように気をつけているのでしょうか?
マスクをどうしてもつけないといけない時って長いですよね。
意外な対策をしているそうです。
土屋アンナ
土屋アンナ annatsuchiya0311 https://www.instagram.com/annatsuchiya0311/?hl=ja
- 女性ファッションモデル、歌手、女優
- 生年月日： 1984年3月11日
- 身長168cm、体重48kg。東京都渋谷区在住
マスクを付ける前にワセリンを鼻から下顎にかけて塗るのを薦めている土屋アンナさん。
いつ見ても肌が綺麗で透き通っています。
特別なことでなくても、私たちが気軽に出来ることを紹介してくれるって嬉しいですよね。
田中美保
田中美保 https://www.instagram.com/miho12tanaka/
- モデル、タレント、女優
- 生年月日： 1983年1月12日
- 身長： 167 cm スリーサイズ： 82 - 62 - 88 cm
田中美保さんはマスクによって大きな腫れができてしまいました。
病院で診てもらったらマスクの着用のせいで蒸れて、外すと同時に水分が失われてしまっています。
有名な女優さん、タレントさんにもマスクは大きな悩みの種ですね。
マスクによる肌荒れ予防と対策の秘訣
「自分だけこんなに肌荒れしているの?」
「何このブツブツ??」
「顎が異常に湿疹だらけ！?」
今まで経験したことのない箇所に見たこともない肌荒れやニキビなどができていて、このように不安になっている方が増えています。
でも原因と予防策、治療法を知っていれば大丈夫ですので、今日からさっそく試してみてください。
なぜマスクをすると肌が荒れるの?
蒸れ
マスク内は空気が抜けませんので、呼気がいっぱいのマスクの中は呼気や汗によって水分量が多く、肌は蒸れてしまいます。
マスク内は雑菌が繁殖しやすい状態ですから大変不衛生で、その汗や皮脂のせいでニキビや腫れ、吹き出物ができやすくなります。
摩擦による刺激
肌がマスクの素材によっては赤みやかゆみができやすく、繰り返し洗える布マスクの場合は繊維に付着した洗剤の成分が肌に刺激となって、症状を悪化させる場合もあります。
肌の乾燥
湿度が高いため、一見するとマスク内は潤っているように感じますが、マスクを外した直後からは水分が急激に失われます。
肌の内部の水分が減ってしまうため、肌の乾燥で様々な症状が起こりやすくなります。
マスクを外した後のケアがとても大事で、急な温度や湿度の変化にうまく対処しないと、なかなか治りません。
マスクで荒れやすい箇所
- 小鼻の両サイド・・・原因はノーズワイヤーでぴったり密着させるから
- ゴムの当たるところ・・・原因はゴムの摩擦のせい
- 口周りと頬・・・原因は湿度が一定でないため、不安定になるから
- 顎下・・・原因は話すときにマスクが擦れて摩擦が起きるから
どうすればマスクを付けても肌荒れしない?
肌状況に合ったマスクを選ぶ
女性の場合、普通サイズよりもやや小さい女性用サイズを選ぶ方もいますが、実はマスクが小さいと肌に摩擦が起きやすくなります。
マスクが触れるフェイスラインは特に摩擦が起きやすい分、肌のバリア機能が落ちてしまい、肌荒れしやすいですし、サイズの合わないマスクを使い続けていると肌に刺激を与え続けてしまい、かぶれや湿疹ができる原因になることもあるのです。
布やガーゼタイプのマスクだと感染防止の上では不安で、やっぱり不織布マスクのほうを使いたいという方は多いようですので、不織布マスクを使う場合は、同じ大きさの100％綿素材の布やガーゼをマスクに間に挟むと刺激が減ります。
汗をこまめに吸い取る
マスクの中は、自分が思っている以上に熱がこもりやすく、湿度が高くて、自分が吐く息によって水蒸気も溜まっています。
汗や水蒸気が肌についたまかゆみや汗疹、ニキビなどの肌トラブルの原因になっていることがありますので、気がついたら吸水性のよいタオルやガーゼ、100％綿の布などでこまめに水気を吸い取りましょう。
それでもベタベタしているようでしたら新しいものに交換したほうが良いです。
さらに、布マスクなどを洗ってまた利用する場合は、洗剤や柔軟剤の成分が残って肌荒れを起こさないように注意が必要です。
マスクで荒れた肌はこうして治そう♪
スキンケアで十分に保湿する
マスクをしているともしかしたらノーメイクかもしれませんが、基礎化粧品は必ず使ってください。
肌のバリア機能を落とさないために、マスクを着用する前に保湿をしておきましょう。
マスクとの摩擦を防ぐには、なんと言っても保湿グッズが欠かせません。
マスク着用時には、クリームや保湿力のある下地クリーム、ワセリンなどを事前に塗っておきましょう。
帰宅後清潔な手で洗顔料をしっかり泡立てて、泡で汚れを包み込むようにやさしく洗うことが大切です。
特にマスクによって水分が不足した肌には、洗顔後はすぐに化粧水や乳液、クリームなどでたっぷりうるおいを補ってあげることが大切です。
こすれが気になる部位にはワセリンを塗る
健栄製薬 ベビーワセリン 60g(乾燥肌 パラベンフリー)
60g オープン価格参考368円 100g オープン価格参考636円
ワセリンをマスク着用の前に塗っておけば肌表面に保護膜をつくれますので、刺激をやわらげることができます。
ワセリンは固形のものから柔らかいペースト状のものまで色々ありますが、ペースト状のほうが伸びが良くておすすめです。
顔の肌荒れ専用治療薬
【第2類医薬品】キュアレアa 8g 小林製薬 参考価格: ￥1,100
【第2類医薬品】メンソレータム カユピット 15g 価格 1,200円 ロート製薬
それぞれ第2類医薬品ですので、処方無しでドラッグストアで購入も可能です。
今まで全身用の肌荒れ治療薬を顔に使ってもなかなか変化がなかった方はぜひ、一度検討してください。
顔専用なので、今までと違って治りが早いという声があります。
まとめ
マスクの長時間の着用でいつもよりも過酷な状態になっている顔の肌には肌ケアと予防で、少しでも肌の負担を軽減しましょう。
肌荒れしにくい対策を続ければマスクをいつも抵抗なくきちんと付けられますから、感染対策を徹底できますよ。
