オリモノの不快なニオイには原因があった!放っておけない危険信号!
スポンサーリンク

オリモノって独特の臭さが鼻について、変な色の時もありますよね。
そのニオイがいつもより生臭かったり、見たことのない色や量でしたら要注意です。
もしかしたら体に何らかの異常があるシグナルかもしれません。
そこで、オリモノの異常に関わる症状と対策について紹介します。
気になる不安の元を取り除きましょう。

この記事はこんな人におすすめ
★オリモノのニオイや状態が異常に感じる
★オリモノで病院に行くべきか迷う
★膣炎や性病の不安がある

オリモノは体のシグナル

そもそも、オリモノってなんでしょうか?
オリモノは膣や子宮、子宮頚部からの分泌物と、古い組織がはがれ落ちたものが混ざった状態で膣外に流れ出したものです。
正常なオリモノの場合、無色透明や白色っぽいものが多くてすこし粘り気がありますが、ニオイはほとんどしません。

オリモノは

1.受精しやすくする
2.膣内の雑菌を押し出して守る

という大切な役割を担う分泌物ですから、決して不要なものではありません。
しかも、オリモノの生臭さや色などで体の健康状態を知ることができるのです。

私のオリモノ大丈夫? -オリモノの症状別特徴-

何らかの疾患による場合は原因疾患を直ちに治療する必要があります。
オリモノの状態がどうかによって症状と対策がある程度判断できますので、ご自分のオリモノと比べてみてください。

透明又は乳白色

正常なオリモノの場合、透明かまたは乳白色をしています。

白色
クリーム状のオリモノの場合は疑われる疾患にはカンジダ(カビの一種)膣炎頚管炎(けいかんえん)などがあります。

黄色、膿性黄白色
細菌が多く混じっていることで濃い色をしていて、細菌の種類によっては緑色になっていることがあります。

漿液性(しょうえきせい)
薄い黄色い透明な種々の体液水様性のもので、老人性膣炎といった疾患が疑われます。

茶褐色
分泌物に血液が混ざると茶褐色になり、症状がひどいと出血が確認できます。
疑われる疾患には子宮癌老人性膣炎といったものがありますので要注意です。

ニオイ

正常な場合はニオイはほとんどありません。
正常ではない場合は悪臭の原因となっている疾患によって異なりますが、

・細菌性膣炎
・トリコモナス膣炎
・クラミジア感染症
・子宮の疾患

といった疾患が疑われます。

ポイント○

いつもと明らかに違うニオイがしていたりオリモノの色が黄緑色茶色なっていたりする場合は、何かの菌に感染している可能性が高いですから直ちに病院へ。

オリモノを減らすにはどうしたらいい? -オリモノ対策-

オリモノが多くて気持ちが悪かったり、べとべとして不快だったりすると日常生活に差し支えますよね。

オリモノは受精しやすくしたり膣内を保護するために出るものですが、体内の免疫力が低下していたり雑菌の増殖などがあったりするとオリモノの量を減らすことはできません。

オリモノのニオイや色がそこまでひどくなければ

・体を温めて水分代謝を高める
・膣周辺を清潔な状態に保つ
・睡眠を十分に取る

これらだけでもかなり改善が期待できますよ。
免疫力が低下しているとオリモノのニオイがきつくなりますから、規則正しい生活を心がけ、暴飲暴食は避けましょう。

生理が終わってからも、おりものシートやタンポンなどを付けたままでいると雑菌が増え、オリモノのニオイが強くなることがあります。
また、性行為の前には必ずお互いがシャワーを浴びて体を清潔にし、後にもシャワーで洗って雑菌の侵入と繁殖を防いでください。

ポイント○

臭いニオイを引き起こす雑菌を繁殖させないことが大切。

まとめ

異常なニオイや色のオリモノが確認された時は、感染症だけでなく子宮頸がんなどの重大な病気が隠れている恐れもあります。
いつもとはかなり違うオリモノの異変を感じたら、産婦人科で診てもらって適切に処置してもらいましょう。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事