
出勤時に花粉のダメージをダイレクトに受け、仕事のモチベーションや集中力維持が難しいと感じていませんか?
免疫力を高めたり、マスクやメガネをする対策が働く女性の花粉症対策ですが、症状別の正しい対処を知っておくこともポイント。
そこで今回は、ムズムズやグズグズ、頭痛や倦怠感など、花粉症のトラブル別に見る正しい対処法をわかりやすくご紹介します。
花粉ダメージによるムズムズ、グズグズの対処法
花粉ダメージによってムズムズやグズグズが起こるのは、鼻に花粉が付着し、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンが自律神経を乱してしまうため。
血管を拡張して鼻水を増やす副交感神経、血管を閉じて鼻水を止める交感神経のバランスが崩れ、鼻詰まりや鼻水などのトラブルが出やすくなります。
- ホットタオルで鼻を温める
- バスタブに浸かる入浴をする
- 適度にカラダを動かす
ように心がけると、血流が安定してヒスタミンの排出によるムズムズ・グズグズの緩和・予防に役立ちますよ。
花粉ダメージにおける頭痛の対処法
花粉ダメージによってジンジン・ズキズキと響くような頭痛が生じてしまうのは、ヒスタミンの影響で神経や血流が過敏になり、脳に十分な酸素が届かないことが大きな原因。
脳の酸欠状態は血管を刺激し、痛みやズ―ンとした重さにつながってしまいます。
花粉ダメージが原因の頭痛に悩んでしまった場合は、
- 休憩をこまめに取る
- 長時間のデスクワークを避ける
- たっぷりの水分補給をする
ようにしましょう。
パソコンやスマホの長時間使用は、ブルーライトの影響が脳や神経を刺激して頭痛の悪化・誘発につながるため、こまめに休憩をして無理をしないことがポイントです。
たっぷりの水分補給は、全身のめぐりを整えて痛みの原因物質を流したり、脳の酸欠状態を緩和・予防しながら花粉ダメージが原因の頭痛に効果的ですよ。
花粉ダメージが原因の倦怠感の対処法
花粉症のダメージが原因で強い倦怠感が出てしまうのは、ムズムズやグズグズ、頭痛などのカラダの不調が、メンタル面を疲弊させるため。
また、グズグズ・ムズムズの影響で鼻から吸って口から吐く正しい呼吸がままならなくなり、自然に口呼吸となり身体が酸欠状態に。
すると、体内に老廃物や毒素、疲労物質がどんどん溜まってどんよりとした倦怠感、眠気が出やすくなります。
働く女性の集中力・モチベーションをキープするために、
- ビタミンB群を意識的に補う
- ストレッチなどで全身をほぐす
- 睡眠時間、質に気を配る
ように心がけてみましょう。
大豆製品やキノコ、魚介類に多く含まれるビタミンB群は、疲労をエネルギーに変える栄養成分。
ストレッチは花粉ダメージで強張った全身をリラックスさせ、ストレス解消ややる気を取り戻す気分転換につながります。
十分な睡眠時間・質は、花粉ダメージによる疲労を回復したり花粉症になりにくい体質を助ける免疫力の向上につながるため、生活スタイルの調整・見直しをしてみましょう。
花粉ダメージによる目の痛み、肌荒れの対処法
花粉が目や肌に付着すると、ヒスタミンの影響を受けて肌の水分が奪われ、目の痛み、肌荒れにつながってしまいます。
花粉ダメージにおける肌荒れや目の痛みに気付いた場合は、
- できるだけ早くマスクやメガネでガードする
- 帰宅後はすぐにクレンジング、洗顔をする
- 低刺激、無添加処方のコスメで十分に保湿をする
よう心がけてみましょう。
帰宅後は目に見えない汚れや花粉が付着し、痛みや肌荒れの原因・長期化になるため、すぐにクレンジング・洗顔をして肌を清潔に整えることが大切。
低刺激・無添加のコスメは花粉ダメージでデリケートになっている肌に負担を与えないため、常備しておくことがおすすめです。
スキンケアをする際は摩擦を与えないように引き伸ばすケアを避け、化粧品を塗布後はやさしくプレスしながら馴染ませるようにしましょう。
おわりに
働く女性の集中力やモチベーション低下の原因につながる花粉ダメージも、症状別の正しい対処を知っておくと安心できるはず。
ポイントを押さえた花粉ダメージの対処で健康体を取り戻し、バリバリ働くコンディションを維持していきましょう。
花粉の症状別に見る対策はこちらからも!