キャリアを重ねて後輩ができると、能力を引き出し仕事を覚えてもらう指導も、働く女性にとっての業務のひとつになりますよね。
後輩の指導では、流れやコツ、どうコミュニケーションを取っていくべきなのか、判断に迷うことがあるのではないでしょうか?
今回は後輩指導に当たっている働く女性に向けて、職場の後輩との上手な接し方、能力を伸ばす指導のポイント、注意点をわかりやすく解説します。
職場の後輩の能力を引き出す指導のポイント
職場の後輩の能力を伸ばす指導のポイント、注意点がつかめると、働く女性自身も成長でき、指導といういつもとは違った業務にやりがいを感じられるはず。
ここではさっそく、職場の後輩とスムーズにコミュニケーションを取り、信頼関係を気付きながら指導できる、ポイントや注意点を詳しく見ていきましょう。
模範的な先輩・上司を目指す
与えられた業務を責任を持ってこなし、社会人としてのルールやマナーが身についているなどなど、模範的な先輩・上司を目指すことは、後輩の信頼を得るきっかけになります。
職場の後輩は、先輩や上司のあり方を見て仕事を覚えたり、良い部分を吸収し、逆に反面教師にするターゲットでもあります。
模範的な上司・先輩を目指すことで後輩の信頼を得て指導がしやすくなるため、自身の働き方にも気を配るようにしましょう。
後輩の疑問点、不安点を早めに解決しておく
後輩と連結してスムーズに業務を進めていくためには、疑問点や不安点を早めに解決しておくことがポイント。
わからないことをそのままにしていたり、業務の流れを間違って覚えていると、仕事のミストやトラブルにつながってしまいます。
日々の業務の流れを指導しながらも、わからない点・疑問点を相談・アドバイスできる時間を設け仕事内容を早めに覚えてもらうよう取り図ってみましょう。
フィードバックをすること
後輩にある程度仕事を任せられるようになった場合は、完遂の報告を受けた際に業務内容を確認し、フィードバックをすることがおすすめです。
この理由は、完遂した業務の気になる点、良かった点を伝えることで後輩の能力が伸び、やる気を引き出すきっかけになるため。
また、丁寧なフィードバックは、仕事を覚えて間もない後輩にありがちな、うっかりミスを未然に予防する目的もありますよ。
後輩指導のよくあるトラブル…安心の解決策をチェック!
後輩指導をしていると、
「同じミスを繰り返されてイライラムカムカ…」
「後輩のやる気が感じられない」
「自主性がなく指示待ちしてばかり」
といった不満、心配を抱いてしまうことが少なからずあるでしょう。
上記のようなトラブルの解決策は、以下の3つ!
- 業務の流れを具体的にメモし、リストにして渡す
- 相談時間を設け、励まし褒める
- 得意分野を聞き出し仕事を割り振りして自信を持たせる
同じミスが多い後輩には、流れを具体的に書いたメモリストを渡し、この通りに仕事をしていくようアドバイスしましょう。
やる気や集中力が見られない後輩には、仕事上の悩みが下人となっている可能性が強いため、相談・解決できる場を設けることが大切。
自主性を育てるためにも、後輩の得意分野を聞いて任せられる業務を割り振りすると、「責任をもってすべき自分の業務」という意識が芽生えるようになります。
後輩に、得意分野の仕事を積極的に与え任せてみることで自信になり、指示待ちから自主性のある後輩に変化していくことでしょう。
おわりに
流れが難しいと感じていた後輩の指導も、能力を引き出し信頼関係を深めるコツがたくさんあるんですね。
働く女性の自信と成長にもつながる後輩指導、今回お伝えしたポイントを繰り返しチェックしてみてくださいね。
働く女性向け、職場の後輩の指導ポイントはこちらも参考に!