「メンタルタフネス」という言葉を聞いたことはありますか?直訳すると、メンタルに対する“耐久性がある”という意味ですが、仕事においてこの概念を持っておくと、ストレスに強くちょっとのことでは動じなくなります。
今回は、社会における「メンタルタフネス」の大切さについてご説明します!
ストレス社会において大切な「メンタルタフネス」とは?
そもそも「メンタルタフネス」とは、例えば仕事のうえで困難が降りかかってきたときに動じず、悪い感情に振り回されることなく解決に向けた行動ができることを言います。
例えば、“明日社長の前でプレゼンをしなくてはいけない”となった時に、「どうしよう…私なんかに無理だ…」とストレスに感じるのではなく、「よし、とりあえずやってみよう!」と思えるかどうか?ということになります。
大切なのは、変わらない事実に悲観するのではなく、“自分が成長できるきっかけになりそう”、“とりあえずやってみる”と受け取り行動する部分にあります。
これは本来持っている性格ももちろんありますが、「開発できるスキル」として位置づけられることも特徴です。
メンタルタフネスが高い人の特徴とは
実際にメンタルタフネスが高い人は、以下のような特徴を持っていると言われています。
・ポジティブな考えを持っている
・自分の考えのクセを分かっている
・周りの評価を気にしすぎない
同じようなストレスを受けてもケロッとして、いつもと同じように仕事をこなす人、あなたの周りにもいませんか?
その人は総じて“メンタルタフネス”が高いと言われています。ストレスをマイナスではなく自分の成長の糧、すなわちプラスだと捉えているのです!
「メンタルタフネス」を高めるメリットは?
個人へのメリット
日々降りかかってくるストレスとの付き合い方が分かっていると、ちょっとのことでは動じず穏やかに過ごすことができます。また、解決のための最善策を自然に取ることができるので、組織や仕事への愛着・エンゲージメントが向上するようになります。
組織へのメリット
メンタルタフネスが低いと従業員はメンタル不調に陥りやすくなり、結果生産性が低くなったり休職者を出してしまいます。メンタルタフネスが強い組織は、個人の考える力が上がり生産性の高い集団をつくることができるのです。
「メンタルタフネス」を高める方法は?
では、実際にメンタルタフネスを高める方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
①自分の認知を知る
まず大切なのは、自分の認知や考え方の「クセ」を知ることです。
例えば、なにかストレスが起きたときに“~すべきだ”とがんじがらめになったり、“自分のせいだ…”と必要以上に落ち込むこともあるでしょう。
しかしこれはすべて「マイナスの認知」。メンタルタフネスを高めるには、これを「プラスの認知」に変えることが大切です。
②マイナスな言動をプラスに変える
・もしかしたら〇〇という考え方もあるかも
・挽回するにはこうしてみよう
・得意な分野を活かして頑張ろう
など、マイナスの認知をプラスに変えるちょっとした“発想転換”が大切です。発想の転換に慣れてくれば、その考え方がデフォルトになり、周りからも“いつも機嫌が良く接しやすい”と思われるでしょう。
内面が美しいと、普段の仕事姿だけではなく外見にも表れるかもしれませんね。
まとめ【メンタルタフネスを高めて内面も美しく!】
今回は、困難な状況でもマイナスの認知をプラスに変えられる、「メンタルタフネス」についてご紹介しました!機嫌よく、そして美しく仕事をこなすために必要なスキルですので、ぜひ普段の仕事で意識してみてください。
「メンタルタフネス」が身に付く?インフルエンサーを紹介
「メンタルが安定している人の特徴5選」や「心ない言葉に傷付かない方法」など、ストレスが降りかかってきたときの対処法は、即実践できるものばかりです。
「悪口を言われる」や「職場でナメられる」、「職場で馴染めない」など、仕事でよくあるシチュエーションに対応できる方法を分かりやすく教えてくれます!