ワックスは数あるセルフ脱毛アイテムの中でも人気ですが、実際に使ってみると皮膚と毛が引っ張られる痛み・刺激を感じて、お肌にやさしい使い方が知りたいと悩んでいませんか?
今回のコラムでは、ワックス使用のセルフ脱毛時に感じやすい痛みの原因と、お肌にやさしく痛みを軽減する使い方のコツをご紹介◎
ワックス脱毛が持つモチの良さや古い角質を取り除ける効果を実感して継続使用するために、痛みレスな使い方のポイントをぜひ参考にしてくださいね。
ワックス使用のセルフ脱毛が痛い!その原因とは?
毛を根元からしっかり脱毛できてすべすべの美肌に仕上げてくれるワックス脱毛。
毎回の使用で痛みを感じやすいのは、次のような原因があるからなのです…。
毛の構造によるもの
ワックスを使ったセルフ脱毛で痛みを感じるのは、毛に付着し毛根や毛穴をつなぎとめている接着剤のような役割を持つ、毛根鞘が一気に引っ張られてしまうため。
毛根鞘は毛根や毛穴、皮膚を密着させて保持する役割があるため、一気に剥がして脱毛するワックスの使用は、ビリッと毛根鞘が剥がれて痛みを感じやすくなるのです。
バリア機能が弱まっているため
ワックス使用のセルフ脱毛で痛みを感じるのは、皮膚のうるおいが不足してバリア機能が弱まっているため。
そもそもバリア機能は、
- 角質層にたっぷりのうるおいを保持していることで機能が高まる
- ワックス脱毛による痛みや刺激を跳ね返す作用を持つ
- 角質層のうるおいがワックス脱毛を剥がす際の摩擦や刺激を軽減する
という性質、特徴があるため、ワックス脱毛をする部位が乾燥・日焼けしていると、バリア機能が弱くなってワックスを剥がした際の刺激や摩擦が一気にかかってしまうのです。
使用パーツや脱毛範囲によるもの
ワックスを使ったセルフ脱毛で毎回痛みを感じやすいのは、ワキやVIOなど太く濃く長い毛が生えている部分は、毛の強度があることでワックスを剥がす際の痛みが出やすくなります。
またワックスを使った脱毛範囲が広ければ広いほど、毛根鞘がビリッと剥がれる範囲も広がるため、一気に刺激がかかって痛みが出やすくなるのです。
ワックス使用時の痛みレスなセルフ脱毛を!安心の対処法まとめ
ワックスを使った脱毛は、ハチミツや天然素材が配合されていることで、肌質に問わず使える大きなメリットがあります。
毎回のワックス使用のセルフ脱毛を安心安全に、お肌にやさしく使うために、ここでは痛み緩和にも役立つおすすめの対処法をご紹介します。
剥がしてすぐにお肌を押さえる
ワックスを剥がした際の強い痛みは、剥がしてすぐに手指や手のひらで脱毛部位を押さえると、痛みの鎮静化にアプローチできます。
この対処法は、ブラジリアンワックス専門の脱毛サロンでも実践されている方法のため、剥がした瞬間にすぐにお手入れ部位を手肌でやさしく押さえるようにしましょう。
保湿と紫外線対策を徹底する
ワックスを使ったセルフ脱毛の痛みを未然に予防するためには、バリア機能を高める保湿が重要なポイントに。
お肌が乾燥していればいるほど、痛みや刺激を跳ね返すバリア機能が低下してしまうため、乾燥させないお肌づくりを心がけるようにしましょう。
そして紫外線対策がおろそかになっていると、ワックスを剥がす際の痛みの原因となるメラニン色素が大量に発生してしまいます。
メラニン色素はワックス脱毛の刺激を受けて黒ずみやくすみの原因になることもあり、さらには痛みが強く出やすくなるため、毎日欠かさずに室内にいる場合でも日焼け止めを使うようにしましょう。
ワックス使用前にムダ毛をカットしておく
ワックスを使う前に、ムダ毛を5㎜程度にカットしておくことも、痛みや刺激を軽減するポイントになります。
この方法は、ブラジリアンワックス脱毛サロンでも推奨され、毛のカットでワックスを剥がす際の刺激や摩擦、お肌ダメージの軽減にアプローチできるといわれています。
毛が長いままワックスを使って剥がすと、短い毛よりも強度のある長い毛全体に負担がかかり、毛穴や皮膚が一気に引っ張られて痛みが出やすくなるため、事前のカットは必須の対処法となります。
脱毛範囲を狭くしてみる
ワックスのセルフ脱毛で広範囲を一気にお手入れすると、たくさんの毛を一気に剥がす分毛根鞘にかかる負荷が増えてヒリヒリ・じくじく響くような痛みが生じてしまいます。
脱毛範囲を狭くすることでピンポイントでしっかりと脱毛でき、広い範囲をお手入れするよりもムラなくキレイな仕上がりになり、さらには痛みの緩和にも役立ちますよ。
おわりに
お気に入りのワックス脱毛アイテムを購入しても、痛みが出るとこれからの継続使用が難しく感じ、損したような気分になってしまうものですよね。
今回お伝えしたワックス脱毛時の痛みの原因にアプローチする対処法で、痛みレスな使用感とつるつるすべすべの美肌を実感していきましょう!