妊娠中は何kg増まで平気?聞くのが恥ずかしい体重管理の疑問を解決
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妊娠していない頃でも甘いものが好きで体重管理に苦労していた方は、妊娠してからは過食かな?と思うくらい食欲が増すことがあります。
食い意地がはっていると思われたら恥ずかしいですから相談しにくいでよね。
でも、妊婦は赤ちゃんの分まで食べないとという言い訳をして食べ続けちゃう…
そんな悩みや疑問に迫ります!

この記事はこんな人におすすめ
★妊娠してからかなり太ってしまって気になる
★つわりで食べられないときはどうしたら良いか心配
★平均的な妊婦の体重の増え方を知りたい

みんな、どれくらい体重が増える?

妊婦さんの妊娠前の体重によっても異なり、推奨される体重増加量は妊娠前の体重を基準にして算出されます。

一般的に、出産までの体重増加で平均して多いのは7~10kgくらいといわれていて、臨月でおよそ3kg、胎盤がおよそ400~500g、羊水をいれると合計でおよそ5kgの増加になりますね。
そしてさらにそれだけではありません。

臨月には7,8kg前後はだいたい体重が増えますが、赤ちゃんに血液を送るために循環血液量が妊娠していない時より 3~4割くらい増えて、母乳の関係で皮下脂肪がついて、乳腺もいままでより発達していきます。

推奨される体重増加量の上限は12kgとされているのはこういった理由があるからです。

一番体重が増えるのはいつ頃?


妊娠初期の頃はそれほど体重が増えることはありませんが、比較的増えやすいのは妊娠後期の8カ月~臨月の間です。
妊娠中期(5カ月)以降は同じくらいの割合で増加します。
途中、つわりで体重がガクッと減りますが、わりで食べられない場合は体重管理についてはさほど気にしなくても大丈夫です。
ただし、つわりがおさまるとその反動のせいで食べたいものを食べすぎてググッと体重が増えることがありますので、その頃は要注意ですよ!

太りすぎの場合の危険は?

妊娠中に推奨される上限の12kgよりも太ってしまうと、母体にも赤ちゃんにもトラブルが起きるやすくなります。

以下の症状が現れますから、体重管理は本当に大切ですね。

・出血が多くなりやすい
・微弱陣痛になりやすい
・妊娠性の糖尿病になりやすい
・帝王切開の傷が治りにくい
・無痛分娩の麻酔が効きにくい
・妊娠高血圧症候群になりやすい

やせすぎの場合の危険は?


現在、妊娠中にやせすぎの方が増えていて、未熟児で生まれる赤ちゃんが増えています。
未熟児となって生まれると様々なリスクが生じるため、妊娠中のダイエットはやめてください。
体重は増えすぎても減りすぎても大きなトラブルの引き金になってしまうものですから、きちんと管理したいですね。
妊娠したら出産まで目標増加体重を決めておかないと、母体や赤ちゃんに大きな影響がでますから要注意です。

妊娠中に体重管理で気をつけるべきことは?


妊娠中の体重管理による不調やトラブルなどを避けるため、体重増加は10~12kgに抑えられるように体重管理に気を配ることが必要です。
妊娠中の体重増加は月に1kg増を目安としておきましょう。
ひと月に3kg以上も太ってしまっても、あわてて食事の回数を減らしたり極端に食べる量を減らしたりしてダイエットすることはやめましょう。
赤ちゃんにとって食事は大切な栄養ですから、間食を控えて適度な運動をしてください。

・妊娠中期 体調が良ければ適度に運動をする
・妊娠後期 太りやすい時期だからなるべく活動的に生活する
・妊娠全般 間食を取らないようにするか、無理なら間食の内容に気をつける
・妊娠全般 毎日の意識付けとして体重計に乗る

運動はマタニティーヨガのような、無理なく続けられる有酸素運動がおすすめです。

まとめ

体重管理に関しては、出産まで時間があるといろいろと不安になります。
食べたい気持ちを抑えて、我慢をするとストレスが溜まって余計に食べたくなりますから、食べる時間や食べる内容を見直してみてください。
また、よく噛んで食べることで満腹感を得られるでしょう。
1日のトータルで栄養のバランスを考え、食事をとってみてください。

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