多様な環境で働く女性はどんなことに悩んでいるのでしょうか。
結婚、出産、育児とライフステージが変わっても働き続けることを選択する女性が増加中。
働く女性が増えればそれだけ現代社会では悩みの数も多く、多種多様となっていきますが、どんな悩みが多くて誰に相談すればいいのでしょう?
今回はそんな、働く女性によくある仕事の悩みについて深掘りします。
仕事の悩みランキング
働く女性はどんな悩みを抱えているのでしょうか。
色んな悩みを抱えているのに誰にも相談できずにいる女性は、その仕事の悩みについて知っておきましょう。
1位:給与や待遇
職場の男性と比べて待遇が悪く、評価されづらいというデメリットが女性には多いです。
仕事の内容は同じでも給与が違う、任されている仕事量や責任に対して給与が低いなども挙げられます。
きちんと仕事をこなしているにも関わらずなかなか評価されないという悩みは圧倒的に多いです。
2位:人間関係での悩み
上司の態度が高圧的であったり、上司からのハラスメントがあったりすることがあります。
異動がないので人間関係のトラブルが解消されないというのは深刻な悩みでしょう。
3位:雇用が安定しない
女性は男性よりも非正規雇用の社員・職員である割合が高いことから、雇用が安定しないという悩みを抱えている女性が多いです。
4位:今後のキャリア
仕事の幅が限られており、キャリアアップが見込めない女性は少なくありません。
妊娠や育児といったライフイベントで、キャリアが中断されてしまうこともあるため、キャリアへの悩みは尽きません。
5位:仕事とプライベートの両立
ほとんどの女性は、結婚、出産、子育てなどのライフステージの変化によって働き方を大きく変えなければなりません。
やむを得ず短時間で仕事を終えて家に帰って子供をお迎えすることもあり、また、子供の突然の病気によって仕事をその日は欠勤になることもあります。
共働きでも、これらの子育て関連の問題は女性に圧倒的に高い傾向があります。
さらに、仕事と家庭生活の両立が難しく、職場をやめれば、最初からやり直す必要があり、以前のようにキャリアを築くことが難しくなることもあります。
女性の仕事の悩みの解決法
悩みの解決法は大きく2つあります。
まずはだれかに相談することと、もう一つは悩みや不満が仕事そのものか、職場なのかを考えることです。
仕事の悩みを相談する
今まで、仕事の悩みを誰かに相談したことはありますか?
まだ誰にも相談したことがない人はまずは相談をすることから始めましょう。
相談を過去にしたことがある人は一度、相談相手を変えるのもおすすめです。
すると今までになかった視点で考えられたり、自分の考えに自身を持てたりすることがあります。
「身近で話しやすい」
「一番の理解者だから」
「会社に関わりがない第三者なので、客観的な意見を聞ける」
「フリーランスで完全在宅なので、同期や上司などがいない」
多くの女性が身近な人に仕事の悩みを相談しています。
最も相談しやすい人から不安を打ち明けているという実態と言えます。
「自分がやっている仕事を理解してくれているから、相談しやすい」
「家族に心配をかけたくない」
友人や同僚・同期は、同じような世代なので、悩みの質や重さなどを共感してもらいやすいです。
また、同じような悩みを抱えている人となら、相談することで気持ちが楽になることもあるでしょう。
「客観的なアドバイスがもらえる」
「第三者として聞いてくれて、対処方法が適切」
それまでの人間関係の中では相談しにくくなったり答えが見つからない場合は、専門的で客観的な判断や解決策を提案してくれる専門家へ相談するという方法がおすすめです。
変えたいのが今の職場なのか仕事なのか見極める
今の仕事に悩みや不安を感じるあまり、仕事そのものを否定していることはありませんか。
自分が合わない、変えたいと思うのは業務形態や職種なのか、それとも社風や環境なのか、冷静に考えてみましょう。
同じ仕事でも接客業か事務職かなどで仕事の内容は大きく変わりますし、大企業や中小企業でも働くスタイルは変わります。
環境を変えることと、仕事の向き不向きは別物であると考えるといいですね。
今の環境で仕事の悩みを解決するのはが難しいのであれば、部署の移動や転職を視野に入れるのも一つの手です。
転職で収入がダウンする場合もありますので転職は安易にはできないですが、今まで身につけたスキルやキャリアをゼロにせずに済むような職があれば、転職したほうが良い場合もあります。
40代の転職についての相談や迷いは誰にでもあります。
仕事に対する自分の希望条件を緩和すればできないことはありません。
ただし、スキルがない場合は職種によっては難しいでしょう。
転職は年齢的に早いほうが有利と言えます。
まとめ
女性は仕事だけではなく、ライフイベントによるキャリア形成の悩みも抱えています。
目指すキャリアや望む働き方は変化することもあるため、節目節目で働き方の見直しも大切です。
今置かれている状況に苦しみ、解決できない場合は、業界の情報を収集して社外の人と接点を持つことで、視野を広げる行動を取ることがおすすめです。